講演:Bruno Munari / ブルーノ・ムナーリ

e0183600_2143287.jpg

レッジョ教育講師 石井希代子さんにお誘いいただき
葉山藝術大学のつくりかたPROJECT主催

「ムナーリの絵本」

ビジュアルコミュニケーションという視点でムナーリの絵本を見たとき
ブルーノ・ムナーリが表現したかった本はどのような意味をもつのだろう
というレクチャーを聴講しに行ってきました。

講師は日本ブルーノ・ムナーリ協会代表、岩崎清氏。
1985年に勤務先の東京・青山にある「こどもの城」の開館記念の特別事業として
「ブルーノ・ムナーリ展」を企画開催されたお方です。
ムナーリ本人に実際にお会いした方から貴重なお話を伺うことができました。

会場には、ワタリウム美術館で開催されている「驚くべき学びの世界展」のチラシを
持った方々もたくさんいらっしゃり、現在、多くの人々が、レッジョ・エミリア市の
教育やブルーノ・ムナーリなどに感心をもたれているのだなと思いました。

講演の最後に設けられた、質疑応答では
「レッジョ教育とブルーノ・ムナーリの関係は?」
というような質問も挙りました。岩崎氏はその質問に
「ムナーリは確かにレッジョ・エミリア市を訪れているが
レッジョ側はその事やその関係性については何も言っていない。
イタリア人の気質かな?」というようにお答えしていました。

確かに、ムナーリの残した数々のプロジェクトや絵本を見てみると
レッジョ教育に通じるものがたくさんあることに気がつきます。
ムナーリの作品のモチーフとされている、色彩/素材/光/人の顔といったものは
レッジョ教育の中で大切なプロジェクトテーマになっています。

☆レッジョには、Bruno Munari という名前の幼児学校があります。
 関わりのない名前はあまりつけませんので、接触はあったものと考えられます。
 また、レッジョの町には、ムナーリのメソッドを尊重してワークショップを
 行っている人たちもいます。                 by Kiyoko
  

今回、貴重な資料とともにムナーリの表現したかったことが
どのように子どもたちの創造性をのばしているのかの
一端をかいま見れたような気がいたしました。

長い道のりになるであろう、ムナーリの世界へ旅だってみたくなりました。

/// この講演に関係するリンク///

葉山藝術大学PROJECT
「創造的に生きることは目的ではなくて、まず生きていること自体が創造的であることを実感しよう!」
校舎はないが空想のまなび空間をつくろうと活動中

ブルーノ・ムナーリ
ムナーリについて詳しく紹介しているサイトです

日本ブルーノ・ムナーリ協会
岩崎氏が代表を務める、日本ブルーノ・ムナーリ協会のサイト「闇の夜に」がモチーフとなっているデザイン

こどもの城
岩崎氏が1985年に「ブルーノ・ムナーリ展」を企画開催されたこどもの城のサイト

ワタリウム美術館
現在「驚くべき学びの世界展示」が開催されているワタリウム美術館のサイト

ギャラリーTOM
岩崎氏が副館長を務める、視覚障害者)が彫刻に触って鑑賞できるギャラリー

Posted by Nakamura
[PR]
by reggio_chiocciola | 2011-07-12 23:42 | その他
←menu